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スタッフブログ

早瀬春菜さん
社会福祉法人おあしす福祉会 就労支援員

丁寧さや責任感を持って働く姿が印象的でした

実習レポート第4弾!今回、実習を受けいれていただいたのは、社会福祉法人おあしす福祉会です。
こちらでは東京都江東区内で、就労移行支援事業所や就労継続支援事業B型、グループホーム、地域活動支援センターなどを運営しています。
その、おあしすさんで就労支援を担当している石川さん、早瀬さんにお話を伺いました。

職場実習レポート 4 - 社会福祉法人おあしす福祉会 -

実習受け入れの話を聞いたときはどんな気持ちでしたか?

実習生の方には、作業をお願いする前に実習の目的を確認しました。
そこで、本人が将来は福祉系の仕事に就きたいこと、今回の実習では休まずに毎日通うこと、単純な作業でもミスなくやれるようになりたい、などの思いがあることが分かりました。

お願いした作業は、おあしす福祉会の各事業所からあがってくるデータの入力作業、事務補助などです。
当初は慎重に作業をしていたようですが、慣れてきたら速度は2倍くらいになりました。
ミスがないように丁寧さや責任感を持って働いていたのが印象的でした。
一緒に働いているうちに、本来持っている能力が発揮されてきたんだと思います。

事業所内の工房では数々の木工製品を製作中。 なかには大作も!

また、私たちも気づかされたことがありました。
今回実習に来られた方はパソコンが非常に得意と聞いていたので、受け入れ前はお願いする作業が簡単すぎたらどうしよう、といった心配があり、仕事を想定しにくかったんです。

でも能力や目的を事前に把握できていれば、それに合った仕事を用意することができるのだと思いました。 
もちろん、ただでさえ人での足りない事業所ですから、繁忙期ですと実習の受入れは難しいかもしれません。
でも、そういったことでない場合は受け入れることは十分可能だということが分かりました。

これから実習をする人たちへ、メッセージをお願いします。

おあしす福祉会を利用している人たちへのメッセージと重なるものですが、みなさん一人ひとりが「かけがえのない自分」をしっかりと意識してほしいと思います。

それは、「自分の良いところ」や、「失敗してもくじけない」こと、あるいは「気配りができること」や「几帳面さ」かもしれません。
人によっては、「人の痛みを自分のことのように感じる」ということになるかもしれません。
そう。世の中の“働き人”と何もかも同じよう立ちふるまうことばかりを追い求めるよりも、自分のステキなところをしっかりとつかんで、そして手放さないでほしい。

私たちはそんなみなさんの「かけがえのなさ」を受け入れてくれる企業がきっと見つかると信じています。

そんな企業はまだまだ少ないのだと思います。でも、みなさんが働くことでまず幸せになり、あとに続く人たちがみなさんよりも容易に幸せの実現に近づくために、一緒にがんばっていきましょう。

  • 主な事業

    障害福祉サービス

  • 従業員数

    39名

利用者さんが様々な機器を使いこなし、 製作に携わっています