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スタッフブログ

代表取締役社長の小湊宏之さんと、
担当していただいた吉永麻奈美さん

実習を受け入れてみたからこそ気づけた点がたくさんありました

株式会社アルファメディアは、川崎・武蔵小杉に本社を構えるIT企業。
神奈川県中小企業家同友会会員でもある同社は、企業の勤怠管理システム「かいけつ就業」や、大学などの出席管理システム「かいけつ出席」の開発や、各種受諾開発、PC教室「富士通オープンカレッジ 武蔵小杉校」の運営等を行っています。
今回は「福祉と教育分野でITを通じて社会貢献していきたい」と話す小湊社長と、総務部の吉永さんにお話を伺いました。

職場実習レポート 13 - 株式会社アルファメディア -

実習を受け入れようと思ったきっかけは?

小湊さん きっかけはペガサスの木村さんからプッシュがあったからですね(笑)。
以前より、障害のある方を雇い入れておりますが、障害者手帳を取得している方を実習生として受け入れることは初めてでした。
ただ、当社としても、いろいろな人を当社で活躍できるようにしたいと思っていました。
社会貢献などとは別に、会社として健常者、障害者問わず、会社に貢献してくれる人を活用する。スキルに応じて仕事を振り分けられるようになるのは会社の成長にも大切なことです。
そのため、実習も受け入れてみたいと思っていました。

実は他の支援施設などからも実習の受け入れの声はいただいていましたが、具体的に話が進んだのがペガサスさんでした(笑)。

実習生の、実習中の様子を教えてください。

吉永さん 受け入れることが決まった当時、私も含め社員に戸惑いがまったくなかったわけではありません。
ただ、ペガサスさんから事前に実習生のプロフィールシートをいただいたり、実習生がどのような人なのか説明も受けていたので、心構えはだいぶできていました。

そして一緒に働いてみると、実際は私たちと特に変わらなかったです。
障害があることや、受け入れ前の懸念は初日でほとんどなくなりました。雑談やコミュニケーションが苦手と聞いていましたが、全然(笑)。
仕事ぶりも真面目でしたし、他の社員は、最初は実習生に仕事を依頼するのが不安な人もいたようです。

しかしお願いしてみたらとても満足のいく内容だったらしく、また仕事をお願いしたいと言ってきた社員もいました。
実習生本人も、次の就職に向けての地ならしとして仕事のボリュームやレベルがちょうど良かったようですね。 
実習期間は1か月でしたが、終わってみると、難しいことはありませんでした。
実習を受け入れることで、普段自分でやってしまっている仕事をいかに人に切り出すかという気付き、仕事の振り方や頼み方、また仕事を依頼する側と受ける側を意識するようになりました。

実習を受け入れてみたからこそ立てた視点だと思います。

これから実習を体験する人たちへ、
そして実習の受け入れを検討している
企業の方へメッセージをお願いします。

小湊さん 会社としては、何のために障害者雇用をするのか?を明確にしておくことが大切です。
ちゃんと経営者から情報発信すること。
そうでないと、不安や反発が起きる可能性があります。障害者雇用に対するスタンスも大事ですね。
それが明確であると、社員の理解も得られやすいと思います。

また、障害者支援センターに見学に行ったり、セミナーに参加したりして、勉強すると良いと思います。

小湊社長は川崎市の障害者雇用促進事業でも活躍中。 写真は社員の皆さんと


そして、一週間や3日など最初は短い時間からでも受け入れてみたらいかがかなと思います。 
これから実習に行かれる方には、まずやってみてほしいですね。
何事もやってみないと分からないですから。

実は、みなさんはもうすでに、ペガサスに通われていることで一歩を踏み出しているんです。
そこからさらにもう一歩踏み出すのが実習。実習で気持ちの上では社員並みに仕事に関わったり、コミュニケーションのトレーニングをしたりすることで、就職に向けての心構えができるんです。

ペガサスでのトレーニングと実習の両方が合わさることで、さらに大きな自信や成果につながると思います。

  • 主な事業

    ハードウエアの設計・開発、ソフトウエアの企画・設計・開発・導入支援、人材派遣、 PCスクール「富士通オープンカレッジ」の運営など

  • 従業員数

    92名