実習生を受け入れてみて、障がい者に対するイメージが変わりました
有限会社五領ヶ台ガーデンでは、種をまいて植物の苗を作り、全国のホームセンターに納品しています。専務の窪田鈴江さんは、「土・ほこり・太陽は友だち。四季の移り変わりを体験できるこの仕事は、皆さんにとっても面白いかもしれません」とおっしゃっていました。
職場実習レポート 16 - 有限会社五領ヶ台ガーデン -
実習を受け入れようと思ったきっかけは?
窪田さん NPOの活動に携わっており、社会参加のお手伝いとして重度の知的障がい者を受け入れた経験が過去にありました。その経験から「障がい者」のイメージが私の中に大きくありました。今回ペガサスさんからお話をいただき、障がいにもいろいろある、重くうけとめすぎていたと反省し、受け入れを決めました。
実習生の、実習中の様子を教えてください。
窪田さん 実習生と関わってみて、改めて自分のイメージが間違っていると感じました。彼は伝えたことをきちんと受け入れ、ひとりでもしっかり仕事ができていました。何よりも一生懸命に取り組む彼の姿勢に、安心しました。
これから実習を体験する人たちへ、
そして実習の受け入れを検討している
企業の方へメッセージをお願いします。
窪田さん 私どもは苗を育てる会社ですが、仕事はいろいろあるし、季節によってもやることは変わったりします。それを「よし」と思っている方には向いているかもしれません。仕事を選ぶ際には、ぜひ自身の目で見ていただき、自分に合ったところを探していただきたいと思います。
企業様には、ぜひチャンスを与えて欲しいと思っています。彼らの能力を引き出せないのは、本人・会社はもちろんですが、社会の損かもしれません。