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スタッフブログ

有限会社川田製作所
川田俊介さん

実習受け入れをすることによる、実習生、企業側の双方のメリットを改めて実感しました

有限会社川田製作所は、小田原で今年創業50年を迎える、精密プレス加工・金型製作の会社です。
障害者のみならず、外国人、高齢者を積極的に雇用、多様性にあふれる職場づくりを推進し、平成29年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選ばれました。
障害者雇用の経験豊富な川田製作所さんでも、今回の実習受け入れで新たな気づきや発見があったそうです。
その辺りを、実際に受け入れをして下さった、副社長の川田俊介さんに伺いました。

職場実習レポート 15 - 有限会社川田製作所 -

実習を受け入れようと思ったきっかけは?

川田さん 以前より、障害者を雇用しており、また実習受け入れの経験もありましたが、それは就労前の、就労を前提とした実習でした。
今回、就労を前提としない、働く経験を積むためだけの実習でも、障害のある方の役に立てることを知りました。
自社としても、今後障害雇用をさらに進めるために、様々な特性がある方と一緒に働く経験を積め、またそういった経験を通して社員の成長にもつながると考え、受け入れを決めました。

実習生の、実習中の様子を教えてください。

川田さん 就労経験はないと聞いていましたが、とても呑み込みの早い方でした。
実際に一緒に働いてみて、面接時よりも働く力を感じたので、実習期間中に業務のハードルを上げていきました。
最初は、プレス機械のオペレーターでしたが、道具の置台の作成、金型の管理システム等、職場の作業環境の改善にまで業務範囲を広げてくれて、とても助かりました。
また、新しい人が職場に入ることによって、組織に新鮮な風が入り活性化され、また彼の成長ぶりに既存社員が刺激を受けるなど、自社内にも多くのメリットがありました。

これから実習を体験する人たちへ、
そして実習の受け入れを検討している
企業の方へメッセージをお願いします。

川田さん スタートのころは不安の面持ちでしたが、日に日に表情も変わっていって、1か月の実習を通して、随分自信がついたように見えました。
実習は大切な場、経験と自信が就労に大きく近づくことを、改めて実感しました。

障害者雇用を検討している企業は、自社に任せることができる仕事があるかどうか、百聞は一見に如かず、実習を通して見つけてほしいです。

  • 主な事業

    電気・電子部品等の精密プレス加工・金型製作