精神障害・発達障害の方が就職するためのスキル
こんにちは。ペガサス逗子センターです。
精神障害・発達障害の方が就職するためにする訓練について、どのようなスキルがあればよいでしょうか?
皆様は、どのようなものが思いつきますか?
手前味噌で恐縮ですが、まずはペガサスの代表理事、木村のコラムをご覧ください。
上記コラム内に「4.コミュニケーション力 ・安心感」の項目で、「ペガサスに通うことで、周囲とのかかわりから自己肯定感を取り戻し、コミュニケーションを取っても安全だ、という感覚を得ることがとても大切なプロセスとなります。」とありますが、私も日々、皆様と接していて実感することがあります。
通所開始当初は、緊張して慣れない様子の方でも、通ううちに少しずつ表情も豊かになっていかれる方も多いです。そして企業実習や就職活動を経て、就職決定後、少々の不安はありながらも嬉しそうに退所されるご利用者様を何名も見てきました。
さて、ペガサスに通うことを検討されている皆様にお伝えしたいことですが、就労移行支援事業所ペガサスは「訓練をするところ」ですので、失敗を恐れず、安心してコミュニケーションスキルを高める練習をしていただければと思います。
コミュニケーションにおいては、たとえ「失敗した」と感じることがあっても、何度か顔を合わせる機会があれば、挽回する機会もあるかと思います。ペガサスに通う中で、色々と体験していただければ、その後の就労にも役立つのではないでしょうか。
さて、コミュニケーションスキルを高める講座については、過去にもご紹介していました。
職場でのコミュニケーションと言えば、電話応対もありますね。
雑談スキルを高める講座はこちらでご紹介しておりました。
コミュニケーション講座のご案内です。
自己理解を深める講座のご紹介です。
ほかにも色々ありますので、もしよろしければアーカイブをご覧ください。
(スタッフブログページ下の番号をクリックしていくとご覧いただけます。)
簡単にまとめますと、精神障害・発達障害の方が就職するための”ペガサスで訓練できるスキル”としては、
① まずは生活リズムを整えて、通勤する体力をつける
② 職場での振舞い方、言動(ビジネスマナー)を習得する
③ コミュニケーションスキル(報告・連絡・相談、雑談)を身につける
④ 軽作業スキル・他者との協力作業のスキルを身につける (これは事務職でも必要になることが多いのではと思います)
⑤ 自己理解(障害特性、適職等)を深め、リカバリー(回復すること)の方法を身につけていく
⑥ パソコンスキル(Word、Excel)を身につける
などなど、色々あります。
これらを全部、完璧に身につけようと思わなくても大丈夫です。
ご自分の得意な部分を延ばしていき、障害特性で苦手なことがあれば、配慮事項として説明できるようにしたり、もし対策を立てられるものであれば、スタッフと一緒に考えたりしていくことを提案させていただいております。
そのほか、ペガサスでは自習時間がありますので、資格の取得など、目指すものがある場合は、ご自身で学習を進めていただくことも出来ます。この自習時間に勉強してパソコンの資格やビジネスマナーの資格を取られる方も多いです。
また、ペガサスでは外部講師を招いてのPC講座、ビジネススキルを学ぶ講座などもあります。
スタッフも皆さんが楽しめる講座を工夫して企画していますので、ご興味を持たれたら、まずはお問合せいただければ幸いです。
自宅で訓練! 自宅で働く! ペガサスが全面的にバックアップします
ペガサスでは、更なる支援領域拡大のため、在宅就労(テレワーク)を前提とした在宅支援サービス(訓練プログラム)と、就労後の定着支援サービスを実施しております。
障害があり通勤に不安がある方や、職場環境に影響を受けやすい方が、在宅で安心して就労できるよう全面的にバックアップいたします。
詳細は、こちらの在宅訓練ページをご覧ください。
是非、ご覧ください。