1. HOME
  2. ブログ
  3. スタッフブログ
  4. 自己尊重ワークの講座

BLOG

スタッフブログ

スタッフブログ

自己尊重ワークの講座

こんにちは。今週もこのブログを開いて下さり、感謝いたします。

今回は、私(髙梨)が担当しています「自己尊重ワーク」についてお話いたします。

  1. 自己尊重ワークとは、何でしょうか?
  2. なぜそのワークをしようと思ったのでしょうか?
  3. どんなことをするのでしょうか?

こんなことをお話していこうと思います。

①自己尊重ワークとは

ところで、まず、自己尊重ワークで高めたい「自尊感情」についてお伝えします。

自己尊重感(自尊感情)とは

自分を好きなこと  自分を肯定すること  自分を大切にすること

自分を愛すること  自分を認めること   自分を受け入れること

自分を許すこと   自分をいたわること  自分を信じること

自分をほめること  

自分のこころやからだの声をきいてあげること・かんじること

自分に関心を向けること  自分に「ありがとう」と、感謝すること

自分の権利を知っていること

いま、そのままで生きているだけで素晴らしい、

ありのままの自分の価値をわかっていること

皆さん、いくつ◎がつきますか?

自己尊重とは、「ありのままの自分」が大切に思えることだと思います。

私のワークでは、この自己尊重感を高めていくワークを行います

②なぜそのワークをするの?

 皆さんは、自己肯定感という言葉を知っていらっしゃると思います。

自己肯定感が下がると精神疾患を発症したり、自殺したいと思ったり心のバランスを崩してしまいます。

 発達障害があったり、凸凹の発達があったりすると、相手に誤解されて叱責を多く受けてしまったり、理解されなかったりすることが多いと思います。自信が無くなり、「自分はダメだ」と思い込んでしまう…すると、発達障害の特性が強く出てしまったり、精神障害につながりやすくなったりします。

 日本人は他者との比較をしたがるところがあり、これが社会の障害でもあるようです。価値の基準が「みんな」となりやすく、「みんなができるのに」とか、「だれでもするよね」とか、そんな価値判断で個々を見てしまいがちなお国柄?だと思います。十人十色の個性が受け入れられない社会であるのが現状です。

ですから、「自己肯定⇔自己否定」と言う言葉が出てくるのです。否定されていい自分なんてありえません!

そんな生きにくい社会の中で、

「ありのままの自分を大切にできる」術を学んで頂こうと思っています

③どんなワークをするのか?

・セルフ・アファメーション(自分と大切にするおまじない)

 自分を安心にする言葉がけを自分にします。脳にそのことを覚えてもらうように。毎日1回以上は、「私はわたしで、大丈夫。今、この自分で大丈夫・・・」とおまじないをかけます。

・自分の「よかった」さがし~今ここの「ありがとう」さがし

 日ごろから、よかった、ありがとうと意識をむけることで、脳が前向きになってきます。また、自分のしていることや自分自身にプラスの言葉をかけてあげることもいいですね。

・アイ(私)から愛を伝えるアイメッセージ

 「You(あなた)メッセージ」のほめ言葉は評価型になるので、「I(私)メッセージ」で自分の肯定的な気持ちや共感、愛、感謝を表現し、伝える。

 例:「手伝って(私は)助かったよ。うれしい。ありがとう」

 

これが、最初の入り口です。そして、現在この講座は、8回を重ねています。

2回目「言葉」と「呼吸」を変える  

3回目「考え方・感じ方」を変える (リフレーミング)

4回目「心のクセの習性」を変える

5回目「脳と心を鍛えてみよう」

6回目「脳の意識」を変える」

7回目「アサーションとは」

8回目「体が土台」

こんな感じで続けています。今後も利用者さん共に講座を進化させていきたいです。興味を持たれた方、是非、平塚センターで体験してみて下さい!!

関連記事

ありがとうの感謝

皆さんこんにちは。ペガサス逗子センターの上西です! 12月中旬になりました。皆さんお体は大丈夫ですか。体調は崩していないですか。今日は「ありがとう」...

栄養素と神経伝達物質の関係

平塚センター支援員の秋山です。 今回は、栄養素と神経伝達物質の関係についてお話ししようと思います。 発達障害の方の中には感覚過敏や、馴染みのあるいつ...

発達障害の方が疲れやすい理由

就労支援事業所ペガサス平塚センターのスタッフ・秋山です。前回の私の担当ブログで精神障害の方が疲れやすい理由について取り上げましたが、今回は発達障害の...

精神障害の人が疲れやすい理由

障害の内容に関わらず、就労移行支援事業所を利用する方々がよく口にするキーワードが、「しんどい」「疲れた」「疲れ(だるさ)が取れない」です。 何故、精...

メンタルヘルスと運動の関係について

タイトルの時点で読む気がなくなったという方もいらっしゃるかもしれませんが、トレーニングウェアに着替えて気合を入れて臨むものだけが運動と言う訳ではあり...