ストレスコーピングとは? ストレスに打ち勝つ対策を身に付けよう!
こんにちは。精神障害者・発達障害者の方々の就労支援をしております、ペガサス逗子センターの小林です。初夏の匂いも少しずつ感じられる気持ちの良い季節になってきましたね。
さて、今回のテーマは「ストレスについて」お話ししたいと思います。
「ストレス」という用語は、もともとは物理学の分野で使われていたものだそうです。ストレスを柔らかいボールに例えてみるとボールを指で押さえる力を「ストレッサー」といいこの「ストレッサー」によってボールが歪んだ状態をストレス反応と言います。
皆さんはどのような場面でストレスを感じますか?
またどのような出来事がストレスになるのでしょうか。
物理的なことですと、温度、湿度、気圧の変化、騒音、かゆみや痛み等々・・・。
気持ち的な場面では、転校や転居で生活環境が変化する、結婚、離婚、転職等々・・・。
日常的な出来事もありますよね。人間関係のトラブルや家庭生活のトラブル等々・・・。
些細な出来事やきっかけであってもストレスが蓄積すると私たちの心身にも影響を及ぼしてしまう可能性があります。
無気力や鬱気分、不眠や喫煙・飲酒の増加、血圧上昇や頭痛、めまい、腹痛等が挙げられ、高血圧や過敏性腸症候群、過呼吸症候群等、深刻な病気に発展してしまう危険もあるのです。
ストレスコーピングとは?~自分らしく上手に対処する方法~
深刻な状態に発展しないためにもコーピング行動はとても大事になります。
コーピングとは出来事に対して対処することです。
生きている限りストレッサーやストレス反応が「ない」とうことはあり得ないですよね。
そのため、自分自身のストレッサーとストレス反応を自覚したうえで、それらに自分らしく上手に対処することがとっても大事になります。それがストレスコーピングです。
どのようなストレスコーピングが望ましいのでしょう。
まずは色々試してみないとコーピングの効果は分からないと思うので、試した結果ストレッサーが改善された、ストレス反応に効果を感じることが出来ればそれは立派なコーピング行動になります!!
また、低コスト、基本的にタダで出来るコーピングも魅力的ですよね。
時間がかからないことや健康に悪影響を及ぼさない、後で自分が後悔しない等、つまり「ゆる~いコーピング」が望ましいです。
コーピングレパートリーが豊富な人ほど、心身の健康度が高いといわれています。
また1つのコーピングに効果がなくても、別のものを試すことで切り替えが出来たり合わせ技が出来たりもするのです。
私自身、ストレスが溜まると色々なコーピングを試していますが、その時々の状況や気持ちによってコーピング行動は違ってくるなと感じています。
ゆる~いコーピングをたくさん見つけていきたいなとブログを書きながら思いました。皆さんはいかがでしょう?
是非、ご覧ください!