発達障害や精神障害の方の保護者の方に向けてお伝えします。
皆様、こんにちは。ペガサス平塚センター髙梨です。
今日は、発達障害や精神障害の方の保護者様向けにブログを書きたいと思います。
私の経歴は、他のスタッフと少し違って、ペガサス平塚センターに勤める前は、約40年間小学校の教員をしておりました。その半数は、特別支援教育や相談の担当をしておりました。そこで、保護者のご心配やお悩みを受け止めて参りました。
最近、ペガサスへのお問合せをする保護者の方、説明会で保護者が同席される方が増えています。ご子息が心配なのは、皆さん同じですね。
私も息子達のことは、いくつになっても気になります。また、発達障害をもつ子どももおりますので、就職後の苦労を見守っている状況です。
ペガサス平塚センターでは、ご子息が通所されてからも、ご希望があれば、保護者の方との面談もお受けしています。
ご相談の時期としては、利用者が訓練後の就活フェイズと言って、求人票で就職先を調べたり、応募書類を準備したりする時期、就職が決まった時期が多いように思います。内容としては、今までの訓練の様子、就職に向けての確認、就職先のこと、今後のことなど様々です。
親子でのコミュニケーションが難しい年齢になっていたり、特性上コミュニケーションが苦手だったりが背景にあると思います。
ところで、就労移行支援をご子息が考えるタイミングは、いかがでしょうか。
親子で相談するにしても、発達障害や精神障害で、体調面、精神面での脆弱さで、声をかけられないこと、日常のコミュニケーションでの困り感が多い方もいらっしゃると思います。親は、心配で慌ててしまいますが、就職準備に大切なことが段階的にあります。ちょっと知っておくと目安になると思いますので、紹介します。
「就労準備ピラミッド」です。以下の図をご覧ください。
どんなに仕事ができても、休みが多く、遅刻も多いとなると、会社は、雇う気持ちになれません。ですから、やはり①の健康管理が土台なのです。就活が始まっても下の段階が崩れると全てが崩れてしまいます。
就労移行支援で訓練できることもありますが、自分の体と向き合うこと、「仕事がしたい!」という意欲が少しでもあることが大切に思います。
何とか就職させたい親の思いだけでは、結局続かないのです。
ですから、日ごろから、お子様の話は共感しながら、最後までしっかりと聴き、
気持ちを受け止め、自己効力感を育てて下さい。“継続は力なり”慌てずに待つことも大切です。
少しでも、「働きたい!」というご子息の思いを保護者の方が感じたら、そこからは、ペガサスにバトンをお渡し下さい。
ペガサスを利用された場合は、お子様のお気持ち、保護者のお気持ちを私たちスタッフがしっかりと受け止めさせて頂きます。
また、保護者の方の事前のご相談も受けておりますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
ペガサス平塚センター 髙梨 聡美
自宅で訓練! 自宅で働く! ペガサスが全面的にバックアップします
昨年より、更なる支援領域拡大のため、在宅就労(テレワーク)を前提とした在宅支援サービス(訓練プログラム)と、就労後の定着支援サービスを実施しております。
障害があり通勤に不安がある方や、職場環境に影響を受けやすい方が、在宅で安心して就労できるよう全面的にバックアップいたします。
詳細は、こちらの在宅訓練ページをご覧ください。