メモの上手な取り方
暑い日々が続き、皆さま気が滅入っていないですか?
夏はやることなすことすべてに疲労を感じ、なんならなにもせずとも体力を奪われますよね。
暑さへの対処はたくさんあると思いますが、どのような対策をされていますか?
私は最近、ハンディファンを購入しなんとか暑い日々を乗り越えています。
遅くなりましたが、今回は精神障害・発達障害の方へ特化した就労移行支援事業所ペガサス逗子センターの角田が担当させていただきます。 よろしくお願いいたします。
今回のブログはどんなテーマにしようか考えていたところ、利用者様との会話で「前職では社員に怒られることが多かった」という話しを伺えたことと、今年で私が入社して3年目を迎えたこともあり、前職での新入社員だったころの自分を振り返ってみました。
入社後の壁
仕事をするうえでまず始めに苦労することは、教えてくださる周りの方の「名前を覚えること」と、業務を覚えることではないでしょうか。
人数が多いだけでも覚えるのは大変なのに、他部署との連携があると普段あまり会話をしない方も覚えなくてはいけないですよね。
名前を覚えられないのは、全員ではありませんが、発達障害の方に見られる傾向の1つでもあります。
座席表の作成
私は前職、職員の人数が多かった環境の中名前を名前と顔が一致せず、私の教育担当の方の名前を間違えて、「〇〇さん」と声を掛けてしまい、「私は〇〇さんじゃないよ」とご指摘を受けた経験もあります…
それから、しっかりと名前を覚えるために「座席表」を自作しました。
座席表は、主にオフィスであることや席が固定されている場合に限りがあるため、名前を聞いたらその方の特徴をメモにしてみることもおすすめです。
名前を覚えることとは他に、業務を覚えることに加えて、分からないことを質問する際の「声掛けのタイミング」に悩んだことはありませんか?
業務がなかなか覚えられない
先にお話しました、利用者様のお話の中で怒られることが多かったについてですが、業務を覚えるのに時間がかかること、質問のタイミングを逃してしまったことの2点を挙げられました。
精神障害、発達障害に限るお話ではありませんが、仕事を覚えるスピードは人それぞれだと考えています。
同期が仕事を覚えられたのに、自分はまだ覚えられていない…と感じたことはないでしょうか。
どんな人も始めは、右も左も分からない人ばかりです。
とはいえ、覚えられないことに対して強く言う方もいらっしゃいますよね。
例に挙げると、前職では1度教えたことは、2度目同じことを聞くと「メモ取ったでしょ」と言われてしまい、2回目以降は質問ができないという経験をしました。
今思うと、メモを取り切れなかった場合は「メモを取る時間をいただいてもよろしいですか」と聞けばよかったと思いつつ、やはり1度で仕事内容を把握することは難しいですよね。
同じ経験をされた方は、正直辞めたいと感じたこともあるのではないでしょうか…
仕事を覚えることはまず前提として、大事なことです。
ただ、ここで早く業務を覚えようと考えすぎてしまうとキャパオーバーになり、いつかミスを発生させてしまう恐れがあります。
メモの取り方
仕事が覚えられないと感じる方の対策として、メモを取ることはすでに行っていると思います。
その場で取ったメモ、見返したときに「読める字」になっていますか?
今受けた説明は覚えているからと、走り書きをすると見返しをしたときになんて書いてあるか分からないうえ、あの時は覚えていたのにきっと内容は忘れてしまっている可能性が高いです。
大事なことは、メモを取るだけでなくしっかりと清書をして一連の流れを残しておくと次回業務に挑む時にとても役立ちます。
メモをその場ですべて書ききれなかった時はとにかく先輩や上司に質問をしてみてください。
そして最後に大事なこと、仕事が覚えられない自分を責めないでください。
前にもお話しましたが、覚えが遅いことは悪いことではありません。
どのようにしたら、少しずつ業務を把握できるかという視点が大事です。
そのためには、自分ひとりでは解決ができる内容ではなく、ここでコミュニケーションが大切になってきます。
次に先輩や上司に相談や質問をするタイミングについて書かせていただこうと思ったのですが、
次回のブログで書きたいと思います。 ぜひ次回も見てみてください!
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