セルフケアで自分自身を大切に! 就活の強みになるセルフケアとは?
セルフケアが最も大切なのは就職後
毎日、猛暑が続きますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
暑いときは、首元を冷やしたり、涼しい風にあたったり、冷たいものを飲んだり、食べたりして、暑くなった身体を冷やしますね.
これこそ、セルフケアであり、自己対処です。
就活で企業が求めるものは、業務の力(スキル)+自己対処の力(セルフケア)
先日、就職された方の企業さんから「○○さんは、イライラした時に自己対処をもっていますか?」と言う質問がありました。
音や光、時間、人間関係などちょっとしたストレスでもイライラすることがあります。電車の遅延や予期せぬ音など自分ではどうすることもできません。
しかし、その事実を受けとめ、自分が落ち着く方法を持っていたら、どんなにか楽でしょう。周りの方にもそのイライラが連鎖することは、ありません。
就職活動に向けて、より高いスキルを身につけようと一生懸命頑張られるのですが、実は、セルフケアがそれ以上に強みになることがあるのです。
企業側から見れば、安定して働いてくれる方が第一です。業務スキル高くてもすぐに欠勤したり、イライラして仕事に影響を及ぼしたりしては、会社側も困ってしまします。職場の安定定着のためには、セルフケアが大切なのです。
【セルフケアとは?】
セルフケアとは、厚生労働省が取り組んでいる「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に掲げている4つのケアのうちの一つです。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000153859.pdf
自分のお世話なんて考えたこともない、自分の機嫌などとらないと思っていらっしゃる方もいると思います。しかし、気づかずに皆さまは、自分に合ったセルフケア方法を持っているものです。
- 美味しいものを食べる
- 好きな音楽を聴く
- 好きな映画を観る
- おしゃべりをする
- いい香りを嗅ぐ
- 体操やストレッチで身体を動かす
- ペットと遊ぶ
- お風呂にゆっくり浸かる
- 瞑想をする
- 大声を出す
- 買い物をする
- 人と触れ合う
など たくさんありますね。
お分かりのように、自分の好きなことや自分が癒されることなどです。
そのセルフケア方法を活かしていくためには、まずは、セルフチェックが必要です。
自分の気分や体調の変化にいち早く気づいていくことです。
体調の不調とストレスの関係は?
ストレス反応はどのように現れるのでしょう。
ストレス発生のプロセスは、「原因→受け止め方→対処→ストレス反応」です。
ストレスから体調にサインが出たら、すぐにケアをすることで、守られます。
ちょっとしたサインがあったら、自己対処(セルフケア)をすることで、大きく体調を崩すことはありません。
自分の注意サイン、悪化サインを知る
注意サインとは、いつもと違う心や体の不調の状態で、そのままにしておくと、悪化してしまうサインです。「ちょっとかったるい。」「食欲がない。または、あり過ぎる。」「少し頭痛がする。」・・・など未病という状態です。
悪化サインは、これが出たら「寝込んでしまう。」とか「鬱症状が出てしまう。」とか、「寝込んで起きられなくなってしまう。」・・・など、もう放っておけない状態です。
どちらのサインも自分の日常良好なサイン、普通の状態を意識していないと気づくことができないと思います。自分の心や体のサインに気づいていくことがセルフチェックです。
ペガサスでは、毎朝、セルフケアシートを使って1分程度の報告をお一人お一人にして頂いています。その日の自分の状態を意識してもらうことが目的です。そこから、セルフケアが始まるのです。
自己対処(セルフケア)の具体的内容は、次の機会にしたいと思います。
さあ、今日から!
- 自分の体調サインを意識してみましょう
- 回復対処プランを考えて、実行してみましょう
髙梨聡美