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就職活動の悩みを解決!就労移行支援の活用法

もう一人で悩まない!就職活動の壁を就労移行支援で乗り越える

「自分に合った仕事が見つからない」「病気のことをどう伝えればいいか分からない」「不採用が続いて自信を失った」――就職活動には、誰もがぶつかる壁があります。

特に障害者雇用枠での就職・転職活動は、「障害特性と業務のバランス」や「合理的配慮の伝え方」など、通常とは異なる視点での準備が必要です。

このブログ記事では、多くの方が抱える就職活動の悩みを具体的な事例として挙げ、就労移行支援事業所がその悩みをどのように解決し、あなたの就職を成功に導くのかを詳しく解説します。

悩み1: 「何から始めればいいか分からない」— 働く軸の欠如

就職活動で最初にぶつかるのが「方向性の見失い」です。インターネットで求人を見ても、どれが自分に合っているのか判断できず、手当たり次第に応募してしまうと疲弊してしまいます。

就労移行支援による解決策:徹底的な自己分析と職業適性評価

就労移行支援では、単なる履歴書の作成指導ではなく、あなたの「働く軸」を定めることから始めます。

  1. 障害特性の深掘り: 支援員との面談を通じ、病気や障害によって「得意なこと」「苦手なこと」「安定して働ける条件」を具体的に言語化します。
  2. 職業適性の明確化: 実際の訓練(PCスキル、ビジネスマナー、グループワークなど)や、外部企業での職場実習を通じて、あなたの適性を客観的に評価します。
  3. 具体的な目標設定: 自己分析の結果に基づき、「事務職のデータ入力が得意」「集中力が持続するよう、休憩を小まめに取りたい」など、具体的な目標と必要な配慮を明確化します。

これにより、「なんとなく」ではなく、根拠に基づいた企業選びができるようになります。

悩み2: 「病気のことをどう伝えたらいいか怖い」— 開示の不安と配慮の整理

障害者雇用で最も悩ましいのが、企業への障害や病気の「開示」と「配慮の依頼」でしょう。「伝えたら不採用になるのでは」「どこまで正直に話すべきか」といった不安は尽きません。

就労移行支援による解決策:配慮事項の整理と模擬面接でのロールプレイング

開示は、単に事実を伝えることではなく、「配慮があれば安定して貢献できる」ことを企業に納得してもらうためのプロセスです。

  1. 合理的配慮の言語化: 必要な配慮(例:週4日勤務から開始、指示は1度に1つずつ、騒音の少ない席)をネガティブな要望ではなく、「安定就労のための条件」として整理します。
  2. 模擬面接の実施: 支援員が採用担当者役となり、面接での配慮の伝え方、休職期間の説明、再発防止策などを何度も練習します。これにより、論理的で自信を持った説明ができるようになります。
  3. 企業との橋渡し: 応募先の企業に対し、支援員があなたの障害特性や必要な配慮事項を事前に伝え、企業側の理解を促す「情報提供の仲介」を行うこともあります。

悩み3: 「不採用が続き自信を失った」— 書類・面接の質の改善

何社も応募しているのに不採用が続く場合、原因は「スキル不足」ではなく、「伝え方」や「選考対策の甘さ」にあることがほとんどです。

就労移行支援による解決策:プロによる選考対策と成功体験の積み重ね

就労移行支援では、あなたの魅力が最大限に伝わるよう、専門的なサポートを行います。

  • 応募書類の添削: 支援員が、企業の求める人物像に合わせて履歴書や職務経歴書を添削します。特に、訓練を通じて得た「働く意欲と準備ができている証拠(訓練の皆勤実績など)」を効果的に盛り込みます。
  • 面接対策の深掘り: 面接で必ず聞かれる「退職理由」「入社意欲」「配慮事項」について、STARメソッド(状況・課題・行動・結果)などを用いて、論理的に説明する練習を行います。
  • 企業実習の活用: 短期の実習で成果を出すことで、成功体験を積み、自信を回復させます。また、実習先から採用に繋がるケースも少なくありません。

悩み4: 「本当に長く働き続けられるか不安」— 職場定着のサポート

内定はゴールではなく、スタートです。「働き始めた後に体調を崩したらどうしよう」という不安は、働く上で最も大きな悩みの一つです。

就労移行支援による解決策:入社後の徹底した「職場定着支援」

就労移行支援の大きな特徴は、入社後もサポートが継続されることです(最大3年6ヶ月)。

  • 企業との連携: 定期的に企業を訪問し、あなたの勤務状況や体調、必要な配慮が適切に行われているかを確認します。
  • 面談とフォローアップ: 仕事の悩み、人間関係の悩み、体調の変化などを支援員に相談できます。支援員が企業とあなたの間に入り、勤務時間や業務内容の調整をサポートします。

このサポートがあることで、入社後の不安を軽減し、安定して長く働き続けるための基盤を作ることができます。

まとめ:一人で抱え込まず、プロの力を借りて次のステップへ

就職活動の悩みは、ほとんどの場合、適切な情報とサポートがあれば解決できます。

就労移行支援は、障害や病気と向き合いながら働くための「専門的なトレーニングジム」のような場所です。

「何から始めればいいか分からない」「何度も壁にぶつかっている」と感じたら、まずはペガサスにご相談ください。プロの支援員が、あなたに合った解決策を提示し、次のキャリアへの扉を開くお手伝いをいたします。

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