充実したプログラム

長く働き続けるためには、ビジネスマナーや面接・応募書類作成ばかりでなく、自己理解やストレス対処の方法の習得も大切です。
ペガサスでは各種プログラムや企業での業務体験を通して、ご自身なりの「働き続けるための工夫」が「わかる」ではなく「できる」状態を目指します。

就労移行支援とは

安定して働くためには、正しい生活リズムを作れていること、その上で毎日きちんと通勤できること、職場での人間関係などの適応能力、そして仕事が適切に行える作業遂行能力などの積み重ねが必要です。この三角形の積み上げがきちんとできるように支援していくことがペガサスの役目です。

就労移行支援とは、一般企業や在宅で就労を希望する方を対象に、ペガサスが提供するサービスのひとつです。就労に必要な知識や能力を高めるプログラムによるトレーニングや、ご利用者様の適性に合った職場探しの支援や就労後の職場定着の支援などを行います。

※ペガサスでは就労先の紹介は行っておりません。就労先探す際はハローワークなどをご利用いただきます。なお、提携企業から人材紹介の依頼があった場合は、適性やスキルに応じてご紹介させていただくこともあります。

企業実習を行う意味は?

無給なのに企業実習を行うのはなぜでしょうか。企業実習は「模擬職場」=「職場」を意識し、設定された環境で新規就労するために、基本的な能力評価や能力開発を行うものです。

ペガサスの就労移行支援プログラムは3本柱。だから自信をもって就労へと歩めます

ペガサスでは長く働き続けるためには、自己理解を深め、ストレスへの対処方法を身に付けることが近道だと考えています。このため、ストレスに対応し、コミュニケーション能力を身に付けるプログラムを充実させています。
この他にもPC操作や電話応対や文書作成などのビジネススキルはもちろん、就職面接対策といったプログラム、より実務に近い個人や集団での軽作業のプログラムも充実。
目標を細分化し、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終目標に近づけます。
あなたがスタートラインに立つまで、一人ひとりに応じたきめ細かなトレーニングプログラムを提供します。

特性を見つける

安心できる環境でトレーニングを行いながら、「何が自分はできるか?」「何が得意か?」「何が向いているか?」を一緒に発見。

基本的なビジネススキルやコミュニケーションスキルのトレーニングを行いながら、強みや弱みは何か、どんな仕事をしたいのかなど、個別に方向性を見出していきます。

トレーニングで磨く

できること、得意分野、やりたいことが見つかったら、施設内トレーニングでより実践的なスキルを習得。

自分が見出した方向性を考えながら、個別に必要なトレーニングプログラムを作成。施設内で就労に一歩近づくためのスキルを身につけていきます。

トレーニングで磨く

いよいよ企業で、仕事を体験!ペガサスのネットワーク約2,700社が実践の場です。

企業での実習を通して、自分の強みを活かせることを実感し、自信を持って就労に臨むための最終プログラムです。

充実したトレーニングプログラム

ストレス対応・コミュニケーション力アップのプログラム

WRAP、SST、コミュニケーションワークなどを行っております。実際、就労の後に人間関係や仕事のストレスをいかに対処したらいいのか、プログラムで学びます。また、コミュニケーショントラブルを減らすために具体的な方法を実践的に練習します。

1. ストレングスモデルシート

面談の際には、各自の強みと弱みを発見できる「ストレングスモデルシート(SMS)」を使用します。

2. 視点を変える

長所と短所は表裏一体です。自分の弱みと思っている点を、担当者と一緒に違う視点から見つめ直し、「強み」にもなることを理解します。

3. 目標を立て達成する

自分の新しい面を発見した後には、目標を一緒に立てます。最初は簡単なことから自己肯定感を持てるよう、少しずつ就労に向けて実践的な内容に導きます。

ストレス対応プログラムの一例

WRAPこんな感じでいたいという、”いい感じ”のイメージが行動プランをつくり、実行するときの指針となります。
SST自分の考えや気持ち、相手に対する要求などをうまく伝えられるようになります。
コミュニケーションワークよりよいコミュニケーションと人間関係づくりを体験します。具体的で楽しいワークです。
コンディショニング講座からだが本来持っている動きを引き出すことで、その人の資質を伸ばす指導を行います。
メンタルヘルスと食事メンタルヘルスは食事から! つらい、だるい、やる気が出ない。その不調は食事の摂り方かもしれません。食事の面から心と体を楽にしていきます。
生活サイクル表安定して通勤できる、生活リズムを把握し、身につけます。

ビジネススキルプログラム

さまざまな職業に対応できる基本的なスキルからPCの操作、独り立ちを意識した生活スキル、就職活動に役立つスキルなど、多彩なプログラムをご用意。
一つひとつの目標をクリアすることで自信がつきます。

ビジネススキルプログラムの一例

就活セミナー就職活動に必要な知識や技能を身につけます。
大人の家庭科生活する技術をイチから学習し身につける。日々の生活で困らないための基本的な方法をお伝えします。
電話応対ビジネスシーンでの電話の受け方・掛け方、言い回しなどを身につけます。
メール講座ビジネスにおける正しいメールスキルを身につけます。
文章講座自分の言葉で、自分自身の事や就労への動機など表現できるようになります。
PC講座Windows10(順次Windows11へ入れ替え中)の基本操作、Officeソフト2016~365(Word, Excel, PowerPoint, Outlook)の基本と応用操作ができるようになります。
就職面接マナー対応講座企業面接の際に必要なマナーや所作を理解し身につけます。

実務訓練

PCでの文章入力や表計算、個人や集団での軽作業など、実務に近い形で業務を体験し、基本的な労働習慣と業務遂行能力を身につけます。

データ入力様々な情報をExcel, Wordに入力します。誤字脱字のない確実なタイピングなど、基礎的なPC作業能力の向上を目指します。
請求書作成指示書をもとにカタログから当該商品を検索、および品番など詳細な情報をExcelへ入力し、請求金額を計算します。この訓練では、顧客へ送付する請求書の作成を想定しております。数量や金額の入力・計算ミスは顧客とのトラブルとなります。スピードより正確性を重視し、完成したら提出前にチェックをおこなう、など工夫が必要です。
日報集計複数の資料から必要な情報をExcelに入力、および表計算をおこない課題を完成させます。この訓練では、製造業における作業員ごとの作業日報をもとに、どの作業の作業量が芳しくないか、どの作業に不良品が多いか、作業員の適正配置など問題を分析した資料を作成します。作業手順が複雑なためマニュアルを確認しながら進める、表計算では正しく計算されるよう正確に数式を入力する、など工夫が必要です。
軽作業軽作業訓練では、3~4人ごとのグループで作業をすすめます。ほかのメンバーと協力するため職場で必要なコミュニケーション、指示書通りにおこなう正確性、および時間内に終わらせられるようスピードを意識して取り組みます。また、床に落ちた物品は使用しない、など商品を取り扱うという意識も身につきます。慣れてきたらリーダーとなり、グループ全体の進捗を見て必要に応じて声掛けをしたり、時間配分を考慮して休憩を指示する、作業時間の前後に目標設定と振り返りをおこなうことで、リーダーシップが身につきます。
問屋式軽作業 訓練で身についたことが総合的に試されます。訓練では、3~4人のグループごとにメーカー、問屋、小売いずれかの会社として役割を担い、発注と受注、製造と納品、請求などをおこないます。発注書通りに製造して納品する正確性、納期に間に合わせるためのスピード、受発注時におこなう電話応対、請求書等の書類を作成するためのPC作業能力の向上を目指します。